福祉用具の展示会とは?開催情報をご紹介
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要約:
福祉用具の展示会とは、最新の福祉用具や介護機器を実際に見て触れながら比較検討できるイベントです。本記事では、展示会が注目される背景や参加するメリット、2026年に東京・大阪・名古屋・福岡などで開催される主な展示会・常設展示場の情報を紹介します。介護事業所や介護施設に適した福祉用具を導入したい方や、介護現場の課題解決につながる最新技術を効率よく情報収集したい方は、ぜひ参考にしてください。
自分の運営する介護施設で使用する福祉用具が古くなってきたので買い替えを検討しているけれど、どのようなものを選べばよいかわからず悩んでいる人はいませんか?
この記事では、そんな人に知ってほしい福祉用具の展示会の開催情報をご紹介します。
福祉用具の展示会とは?
福祉用具の展示会とは、福祉用具メーカーや販売事業者が最新の福祉用具や介護機器を展示し、来場者が実際に見て触れながら比較検討できるイベントです。
介護現場の課題解決につながる製品や最新技術を効率よく収集できるため、介護事業所や介護施設の経営者・管理者にとって重要な情報収集の機会となっています。
福祉用具の展示会が注目される背景
福祉用具の展示会が注目される背景には、どのようなことがあるのでしょうか。
3つご紹介します。
国が福祉用具の市場維持と拡大のあり方を議論している
2025年2月に、株式会社日本総合研究所は経済産業省の「令和6年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業」として、「福祉用具の市場維持・拡大に向けた施策の在り方に関する調査」の報告書を公開しました。
株式会社日本総合研究所は、「令和6年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業」の目的として以下の2つを整理し、今後の国の施策検討や業界による検討の誘発につなげることを目指すこととしています。
- 国内の制度改定を踏まえた福祉用具の市場予測と今後の福祉用具に求められる機能
- 制度外に存在する福祉用具のニーズの可能性や今後の展開の可能性と課題
このことから、国は福祉用具の市場を維持しながら、制度外に存在するニーズを調査することで今後における市場拡大の可能性を模索していることがわかります。
最新の福祉用具や介護機器について広く情報収集できる展示会は、今後の福祉用具の市場動向を知る上でも注目を集めていると言えるでしょう。
参考:株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門「令和6年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業 福祉用具の市場維持・拡大に向けた施策の在り方に関する調査 調査報告書」
開発・導入支援の余地がある福祉用具が存在する

画像出典:株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門「令和6年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業 福祉用具の市場維持・拡大に向けた施策の在り方に関する調査 調査報告書」
「福祉用具の市場維持・拡大に向けた施策の在り方に関する調査」の報告書では、福祉用具の開発・導入支援の状況についても公開されています。
上記画像内では福祉用具の区分別に開発支援と導入支援の状況が図解で整理されていますが、骨折・転倒防止を目的とする福祉用具について、「業務負担度・導入意向ともに高い区分であり、開発支援・導入支援の余地がある」と位置付けられています。
このことから、今後骨折・転倒防止を目的とする福祉用具については、開発や導入を国が支援する可能性が出てきたと言えるでしょう。
展示会においても今後骨折・転倒防止を目的とする福祉用具について情報収集をしておくと、自分の運営する介護事業所や介護施設に合った機器を導入する機会に巡り合いやすくなるかもしれません。
介護保険制度が適用されない機器の流通課題

画像出典:株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門「令和6年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業 福祉用具の市場維持・拡大に向けた施策の在り方に関する調査 調査報告書」
「福祉用具の市場維持・拡大に向けた施策の在り方に関する調査」の報告書では、介護保険制度が適用されない機器の流通についての現状の課題について、上記画像のようにまとめてあります。
福祉用具メーカーは福祉用具貸与・販売業者に介護機器に関する情報提供を行い、福祉用具貸与・販売業者はケアマネジャーや福祉用具専門相談員を通じて要介護認定を受けた利用者に介護機器を届ける仕組みです。
しかしケアマネジャーや福祉用具専門相談員は、介護保険を使って導入できる福祉用具を優先的に利用者に提案するため、自己負担割合が100%となる介護保険外サービスの位置づけの、介護機器の提案にはなかなか至らない可能性があると言えます。
このような介護機器についての提案の仕方も含めて考えることができる展示会は、今後も注目が集まる可能性が高いでしょう。
福祉用具の展示会に参加するメリット
福祉用具の展示会に参加するメリットには、以下のようなものがあります。
- 最新の福祉用具や介護テクノロジーの情報を効率よく収集できる
- 複数メーカーの商品を一度に比較検討できる
- 人手不足対策につながる製品やサービスを見つけられる
- 職員の身体的負担軽減による離職防止が期待できる
- 補助金や助成金の活用情報を収集できる
- 競合する他の事業所や施設との差別化につながるサービス導入のヒントを得られる
- 中長期的なコスト削減につながる設備投資を検討できる
単なる情報収集の場と考えるのではなく、「人手不足対策」「生産性向上」「職員定着」「経営改善」といった課題解決につながる場所だと考えて参加すると、より役立つ情報が収集できるのではないでしょうか。
福祉用具展示会の2026年における開催情報
福祉用具展示会の2026年における開催情報を東京、大阪、名古屋、福岡の4つの拠点別にわけてご紹介します。
東京の開催情報
福祉用具展示会の東京における開催情報を3つご紹介します。
H.C.R.2026

H.C.R.2026とは2026年に行われる国際福祉機器展&フォーラムのことで、来場者約12万人、出展企業約400社が集まるアジア最大級の福祉機器イベントです。
リアル展とWeb展の2つにわかれており、Web展では出展社情報・製品情報をいち早くチェックでき、リアル展終了後には会場で行われたセミナーをアーカイブ配信で視聴することができます。
H.C.R.2026の開催情報は次の通りです。
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項目 |
概要 |
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開催日時 |
リアル展:2026年10月7日(水)~2026年10月9日(金)(9日のみ16:00まで) Web展:2026年9月1日(火)~ 2026年11月13日(金) |
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会場 |
東京ビッグサイト 東展示ホール |
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入場料 |
無料(事前登録制) |
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主催者 |
全国社会福祉協議会 保健福祉広報協会 |
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問い合わせ先 |
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公式サイト |
また「福祉の仕事に携わる方」「地域福祉・コミュニティづくりに関心がある方」など関心がある内容別におすすめスポットもタイプ別ガイドで提案されているため、あらかじめチェックしておくと効率よく展示を見られるでしょう。
H.C.R.2026は忙しくて会場に足を運ぶことが難しいけれど、福祉用具の最新情報を収集しておきたい人におすすめです。
CareTEX東京’26【冬】

CareTEX東京’26【冬】とは2026年の冬に行われる、介護業界関係者限定の日本最大級の商談型展示会で、介護用品や介護施設向けの設備やサービスに特化しているのが特徴的です。
本展とオンラインで常設展示を行っている「CareTEX365ONLINE」の2つにわかれており、オンラインでは約250商品の動画視聴や資料のダウンロード、施設の運営に役立つウェビナーなどが常時視聴可能です。
本展の開催情報は以下の通りです。
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項目 |
概要 |
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開催日時 |
2026年12月16日(水)~2026年12月18日(金) |
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会場 |
東京ビッグサイト |
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入場料 |
無料(来場事前登録制) |
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主催者 |
ブティックス株式会社 |
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問い合わせ先 |
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公式サイト |
CareTEX東京’26【冬】は、業界関係者のみの混み過ぎない空間でじっくり機器を見たい人におすすめです。
公益財団法人東京都福祉保健財団 介護現場改革促進等事業 体験展示コーナー

画像出典:公益財団法人東京都福祉保健財団 「介護現場改革促進等事業 体験展示コーナー」
公益財団法人東京都福祉保健財団が運営する「介護現場改革促進等事業 体験展示コーナー」は、都内の介護サービス事業所と都内に校舎がある大学、福祉系専門学校と介護科がある高校などに所属する学生と教員だけが見られる常設展示コーナーです。
次世代介護機器、見守りセンサーやシステム、介護業務支援システムなどが見学・体験できます。
また使ってみたい次世代介護機器があれば、23種類の試用機器の無料貸し出しサービスも受けられます。
来所しての見学とオンライン見学が可能ですが、対象時期、見学時間、体験時間は介護サービス事業所と学生・教員で異なるため、必ず事前にホームページを確認しましょう。
また見学・体験をするためには電話での仮予約、所定の申込書を用いた事前予約が必要となるため注意しましょう。
介護現場改革促進等事業体験展示コーナーは、機器の見学・体験だけではなく実際に事業所や施設で機器を使ってみたい人におすすめです。
大阪の開催情報
福祉用具展示会の大阪における開催情報を2つご紹介します。
CareTEX大阪’26【冬】

CareTEX大阪’26【冬】とは2026年の冬に行われる、介護業界関係者限定の西日本最大級の商談型展示会で、介護用品や介護施設向けの設備やサービスに特化しているのが特徴的です。
開催情報は次の通りです。
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項目 |
概要 |
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開催日時 |
2026年10月14日(水)~2026年10月16日(金) |
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会場 |
インテックス大阪 |
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入場料 |
無料(来場事前登録制) |
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主催者 |
ブティックス株式会社 |
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問い合わせ先 |
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公式サイト |
CareTEX大阪’26【冬】は西日本在住で、業界関係者のみの混み過ぎない空間でじっくり機器を見たい人におすすめです。
公益財団法人関西シルバーサービス協会 福祉用具展示場

画像出典:公益財団法人関西シルバーサービス協会 福祉用具展示場
公益財団法人関西シルバーサービス協会 福祉用具展示場は、大阪府介護情報・研修センター内にある福祉用具の常設展示です。
ベッドや車いす、住宅改修に関する約400点の福祉用具が展示されているだけではなく、相談員が、福祉用具の選び方・使い方について説明してくれます。
見学には事前申し込みが必要となるため、開館日である月曜日~金曜日の10:00~17:00内で候補日を選んで申し込みを行いましょう。
また福祉用具展示場では福祉用具の使い方に関する研修も受けられます。
公益財団法人関西シルバーサービス協会 福祉用具展示場は自分の事業所や施設で使いたい機器が決まっていて、その見学や使い方の研修を希望する人におすすめです。
名古屋の開催情報
福祉用具展示会の名古屋における開催情報を2つご紹介します。
CareTEX名古屋’27

CareTEX名古屋’27とは2027年の冬に行われる、介護業界関係者限定の商談型展示会で、介護用品や介護施設向けの設備やサービスに特化しているのが特徴的です。
開催情報は次の通りです。
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項目 |
概要 |
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開催日時 |
2027年2月3日(水)・2027年2月4日(木) |
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会場 |
ポートメッセなごや |
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入場料 |
無料(来場事前登録制) |
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主催者 |
ブティックス株式会社 |
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問い合わせ先 |
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公式サイト |
CareTEX名古屋’27は名古屋在住で、業界関係者のみの混み過ぎない空間でじっくり機器を見たい人におすすめです。
なごや福祉用具プラザ

画像出典:社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団「なごや福祉用具プラザ 施設紹介」
なごや福祉用具プラザは、社会福祉法人 名古屋市総合リハビリテーション事業団が運営する福祉用具の普及と介護知識、介護技術の普及を図ることを目的とした施設です。
火曜日~日曜日の10:00~18:00に開館しており、福祉用具の見学だけではなく研修やリサイクルの相談にも乗ってもらえます。
見学・相談とも予約不要なため、時間が空いた時に気軽に足を運ぶことができるのが大きなメリットだと言えるでしょう。
なごや福祉プラザは期間が限定されるイベントに参加するのは難しい人におすすめです。
福岡の開催情報

福岡市介護実習普及センター内の福祉用具展示場では、約1,600点の福祉用具を展示しています。
また専門職の人を対象に、利用者本人の身体状況、生活状況や環境下における用具の適合選定を目的に3日間の展示品貸出も行っています。
ホームページ内に展示品一覧やビジュアルツアーが掲載されているため、どのような場所で何が展示されているのかをあらかじめ調べてから見学に臨むことが可能です。
福岡市介護実習普及センター内の福祉用具展示場は導入したい機器がある程度決まっていて、お試し利用をしてから導入したい人におすすめです。
福祉機器の導入でお悩みの方は株式会社プレゼンス・メディカルにご相談ください

福祉機器の導入でお悩みの方は、株式会社プレゼンス・メディカルにご相談ください。
株式会社プレゼンス・メディカルはAIソリューションを専門とし、AIを活用した介護施設のロボット活用・見守り・セキュリティサービスを提供しています。
具体的には以下のようなサービスをご提案しています。
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項目 |
概要 |
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ロボット型サービス |
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見守り・安全・セキュリティ型サービス |
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介護テクノロジーは加速度的に進化していますが、株式会社プレゼンス・メディカルではその中でも介護の現場に適した安全性の高い技術を用いたAIソリューションをおすすめしています。
AIを用いた機器で介護の現場における課題を最大限に解決したい方は、次のページからお問い合わせください。
お問い合わせ | 喀痰吸引等研修の講習・資格・介護・福祉の研修実績|株式会社プレゼンス・メディカル
まとめ
福祉用具の展示会とは、福祉用具メーカーや販売事業者が最新の福祉用具や介護機器を展示し、来場者が実際に見て触れながら比較検討できるイベントです。
今後も介護の現場の課題を解決できる最新の機器に触れ、使い方や導入方法をメーカーや専門職の人たちと幅広く検討できる場として、介護業界における福祉用具の展示会の開催は注目されるでしょう。
自分の運営する介護事業所や介護施設に合った福祉用具を導入するためにも、この記事も参考にして、ぜひ積極的に福祉用具の展示会に足を運んでみてください。
※本記事は発表当時のデータに基づき、一般的な意見を提供しております。経営上の具体的な決断は、各々の状況に合わせて深く思案することが求められます。したがって、専門家と話し合いながら適切な決定を下すことを強く推奨します。この記事を基に行った判断により、直接的または間接的な損害が発生した場合でも、我々はその責任を負いかねます。

